windowsユーザーがmacを使いはじめて困る、文字変換
よーし新しくmacも買ったしパパ頑張っちゃうぞー、と文字を打とうとしたのもつかの間
・カタカナ変換の仕方がわからない
・ctrlキーを使ったショートカットが使えない
・ひらがな状態で数字を打つと全角数字が出てきてウザい
・deleteキーがbackspaceキーで、delete機能がない??
などなど、windowsとは違う点があまりにも多すぎるmacのキーボード。
せっかくmacを購入したのにまともに文字も打てずに萎える・・・ということにならないように、これまでwindowsユーザーを使ってきた方向けに、macキーボードの使い方を教えます。
僕も生まれて20年間Windowsを使ってきましたが、macのキーボードには2週間で慣れました。というか今ではwindows使いにくすぎ・・・とすっかりmacの虜です。
キーボード配置を理由にmacを購入するか迷われている方は、この記事で不安を解消できると思います。実際、僕もそこが不安でmac躊躇してましたから。
「全角/半角キー」が「英数/かなキー」に!?
すこし見づらいですが、上の画像(左がmac、右がwindows)のように、「無変換・変換キー」が「英数・かなキー」に変更されています。
名前だけでなく、機能も全く違います。
windowsでは
・変換キーで打ち込んだひらがなを漢字へ変換でき
・無変換キーで打ち込んだひらがなをカタカナへ変換できていましたが、
同じ場所にあるmacの「英数・かなキー」はそんな機能は全くありません。このmacの「英数・かなキー」はwindowsで言えば、左上にある「半角/全角・漢字」キーなのです。

Macで日本語(全角カナ)タイピングしている途中に、”英数半角”をタイプしたい時には、スペースキーの左側にある”英数キー”を押すだけでいいのです!
いちいちwindowsで左上の「半角・英数・漢字キー」を押していたのが馬鹿らしいほど簡単です。
カタカナ変換のやり方は?
windowsの「無変換・変換キー」が無くなったということは、macではカタカナ変換はどうするの?という疑問が湧いてくると思います。
windowsでの全角カタカナ変換のやり方は、文字をひらがな全角で売った後に「無変換キー」を押すか「F7キー」を押す、でしたよね!
ですがmacでは無変換キーはなくなり、F7キーも動画や音楽再生用のショートカットキーとなってしまっています。
そこでmacではカタカナ全角変換は、「control+K」もしくは「fnキー+F7」を押すことで入力中の文字を全角カタカナに変換できます。
windowsのようにF7などのファンクションキーのみを使って変換したい!
でも、いちいちfnキーを押しながらカタカナ変換をするのは面倒だ!という方は、
左上のリンゴマーク>システム環境設定>キーボード
で以下の画像のように「F1、F2などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェックを入れてみてください。
windowsのように普通にファンクションキーを変換機能として使うことができるようになります!

ctrlキーがcommandキーで、controlキーがctrlキーじゃない!?
なんだか、おれがあいつであいつがおれで、というようなわけのわからない状況ですが事実です(・_・;)
windowsではショートカットキーとして当たり前のように使うctrlキー(例えば、「ctrlキー+C」でコピー)
しかし、macでのctrlキーはcommandキーとなります!
え? じゃあ、shiftキーの上にあるcontrolキーってなんやねん!と思われるかもしれませんが、これはまた別のショートカットキーとしての役割を果たしてくれるのです。
(行の最後に移動したり、右側の文字全てを削除したり。すごく便利なのでこちらの記事参照)
さて、話は戻ってctrlキーの機能はcommandキーに受け継がれているというのは説明したとおりです。
でも、場所が違うやん!となるわけです。windowsユーザーは。
確かに、windowsでのctrlキーの場所に慣れている人にとってそのctrlキーの役割を果たすcommandキーの場所が違うとなるとイライラしますよね。
windowsでのctrlキーの場所(左下)は、macではcapsキーが配置されています。
capsキーといえば、windowsだと勝手に英字が大文字になる糞機能じゃん!とパスワード入力時の嫌な記憶が蘇ってきますよね笑
ということで僕は、いらないcapsキーにctrlキー(commandキー)の役割を与えてます。これでwindowsと同じ位置で”ctrlキー”を割り当てることができます。
この方法は非常に簡単です。
左上のリンゴマーク>システム環境設定>キーボード>右下の装飾キーを押します。

すると以下のポップアップが出るので、Caps Lockキーにcommandキーの役割を割り振りましょう!
これによって、winodowsのようにctrlキーの役割が左下にあるようになります!

ひらがな入力モードで数字を打つと全角数字になってしまう!
数字は半角に限ります!(これは僕の勝手な持論ですが、住所入力の際に全角数字を要求してくるサイトは嫌いです)
そんなことはさておき、ひらがな全角を入力している時数字は半角で打ちたい時ってありますよね!
そんなとき、いちいち英数字入力モードに変更するのはめんどくさいです。macにはテンキーもないですし・・・
そこで、数字キーは半角しかでないように設定してしまいましょう!
(ここではgoogle 日本語変換アプリをDLされている前提となりますが、他の入力アプリでもできると思います!)
環境設定>入力補助と進み、以下の画像のように数字の変換前文字列を「半角」に変更します

これで、数字は強制的に半角で打つことができます!
(もちろん、全角数字もスペース変換で表示することが可能です)
backspaceキーがdeleteキーで、deleteキーがない!?
またあいつが俺で、な状況ですが、macにはwindowsのように一つ前の文字(カーソル右側の文字)を消すキー(windowsでいうdeleteキー)がありません。
また、ないんかい!と思われるかもしれませんが、apple側からすればわざわざキー配置するほど頻出するキーではないという判断なのでしょう。
カーソル右側の文字を消すためには、「fnキー+deleteキー」というショートカットキーを用いなければなりません。
面倒ですが、こればかりは仕方ないですね・・・。なれるとDeleteキーはあまり使わなくても問題ないことに気づきます。
macのキーボード配置でタイピングは速くなる!
こうして振り返ると、macのキーボードってなれるまでに時間かかりそう・・・と思われるかもしれませんが、そんなことはないです!
僕は慣れるのに3日とかかりませんでしたし、windowsの頃に比べて格段にタイピングも早くなりました!
特に英数・ひらがなの変換が格段に早くなりましたね〜。自分好みにショートカットを設定できるのも魅力的です。
キーボード配置を理由にmacを購入するか迷われている方は、この記事で不安を解消してもらえたと思います!
macは本当にラクで便利ですから、この程度のwindowsとの違いで購入を断念するのはもったいないですよ〜。