最近、大学生の間で海外旅行がブームなのか海外に行ったことがないという人をほとんど聞いたことがありません(笑)
飛行機のチケットが性能の向上やLCCの登場で随分と安くなりましたからね!
さてそんな海外旅行に行く際に気になるのが、国の為替が安いのか高いのかということです!
同じ国の過去と現在での比較は簡単にできますが、(例えばドルなら3,4年前まで一ドル80円だったのが今では120円になってしまい海外旅行には割高だ!)
現在の全ての国の通貨の内、日本円にとってどれが割高でどれが割安なのかを判断するのは容易ではありません。
そこで登場するのが、ビッグマック指数!
初めて聞いた時は本当に経済指数なのか!?と疑いましたが、どうやらイギリスの経済誌The Economistに1986年から掲載されている、由緒正しきもののようです
このビッグマック指数がなぜ為替のレート状況を判断できる材料になるかというと、
ビッグマックの品質は各国ほとんど変わらない!
という前提条件があるからです
確かにビッグマックなんてどこで食べてもほとんど同じ味ですよね!いや、中国のこの地域で食べた肉は変な味がした・・・という方いらっしゃったら教えて下さい(笑)
品質が同じなら価格もどの国も一緒やろ!という考え方のようです
厳密にするとデータにばらつきが出ますが、非常に参考になりますよね!
さて以下が2015年のデータです
上位五カ国、下位五カ国についてご紹介していきます!まずは下位五カ国から
52位 マレーシア (リンギット)
ベトロナスツインタワーなど、美しい都市風景が広がる一方で、
少し都市から離れると活気のある屋台風景や綺麗なビーチなど、文化や自然を感じられる作りとなっています
53位 ロシア ルーブル
広大で極寒の地ロシア
意外にも経済豊かなイメージのロシアがランクインしました
ロシアはエネルギー輸出が主要経済でもありましたので、近年の原油安の影響でルーブルが売られているようです
ロシアは長年ギリシャ正教を守り続けてきたため、教会の姿も西洋とはどこか違った雰囲気を醸し出していて情緒がありますよ!これを機会にロシア旅行も良いかもしれません!
54位 インド (インド・ルピー)
インドといえば、カレー、タージマハル!
今、最も経済が発展している国の一つと言っても過言ではないでしょう
やはり人口が多い国は強いですね
ところでインドってルピーなんですね(笑)個人的にルピーと聞くとあのゲームを思い出してしまいます
55位 ウクライナ (フリヴニャ)
ウクライナといえば最近ロシアとのごたごたで、少し怖いイメージがあるかもしれませんね
しかし、クリミア半島から見た黒海は絶景ですね
あとは別の絶景もあります
ウクライナでは美しい女性が多いとよく言われています
実際に行ってみて検証してみてはいかがですか?
56位 ベネズエラ (ボリバル・フエルテ)
そして最も円に対して通貨が安いと言われているのはベネズエラの通貨です
全く聞いたことのない通貨ですね^^;
写真はギアナ高地という、落差978mもある滝があるようです
まるでゲームの中の世界のようですが、なんとここ年間4000mmも雨が降るみたいなので、行くなら乾季がいいですね
続いては通貨が割高な国、上位5カ国です!
5位 アメリカ (ドル)
ユナイテッド・ステエエエエエエエエエエエイツ!
やっぱり高いですね、ドルは。流石は世界の基軸通貨です
観光地は、ニューヨーク、ラスベガスなど行ってみたい場所もたくさんあると思います!
4位 デンマーク (デンマーク・クローネ)
デンマークがどこにあるかみなさん知ってますか?ドイツの北側にある国で、海岸を挟んだ先には北欧、スカンディナビア半島があります
なので雰囲気がすこし北欧っぽいかもしれません
写真はニューハウンという港町の美しい建物です
3位 スウェーデン (スウェーデンクローナ)

やっぱりきました北欧の国です
3位は美しい北欧の国、スウェーデン!
北欧家具、という言葉に聞き慣れてしまったくらいおしゃれなな国で、ハイエンドなデザインの建物が並びます。IKEAの生まれた国です(笑)
豊かな自然や、冬のオーロラなどが観光名所です!
しかし物価が高いとなると、なかなか行きづらいですよね・・・しかも遠いし^^;
直行便がないので、片道最短でも12時間もかかるみたいです
2位 ノルウェー (ノルウェークローネ)
同じく北欧の国、ノルウェー
ノルウェーといえば、世界史的にはバイキング、食べ物で言うと肥沃なノルウェー海流で育ったサーモン、タラなどのお魚をたくさん食べる国です。あとはフィヨルドなどの氷河でできた特殊で美しい地形ですかね。正直それくらいしか知りませんでしたが、イギリスに行くついでに行ってみたいかも。
1位 スイス (スイスフラン)

はい。さすがは永世中立国様です。
国家のほとんどが森林で食料を輸入に頼らざるをえず、しかも人件費も高いため自然とビッグマック価格は高くなっています。
更に最近のユーロ危機によって、スイスフランも暴騰しましたよね・・・ますますスイスに行きづらくなってしまいましたが、豊かな自然と美しい山並みの綺麗な国です
ビッグマック指数は完璧ではない
厳密な話をすると、各国でビッグマックの量には違いがあったり(日本のは小さいですよね)、国によってビッグマックへの需要量が変わってくるので(日本では最近マクドナルドを避ける傾向がありますが、アメリカでは依然大人気!需要が変わると当然価格も変わります)
またその土地、国によって広告費、土地代、原材料費は大きく変わってきます
例えば、同じ石油産国でもサウジアラビアのビッグマックは約70円、クウェートは約800円と大きな差がある
(これはサウジアラビアのビッグマックが政府からの補助金を受けているためです)
このように比較に関して様々な問題点はあるものの、完全な指数なんてのは存在しないですからね!異常値だけに気をつければいいのです!
ぜひぜひ、海外旅行をする前、もしくはした時には外国のマクドナルドに立ち寄ってみては!?