23年間 ずっと続いてる趣味はマンガでした
最近趣味は何ですか?と聞かれてすごく困るなという瞬間があります。特にスポーツを定期的にやっているわけではないし、休日は家でゴロゴロしているし。
ふと振り返ってみたのですが、人生でずっと続いてる趣味は「マンガ」かもと思いました。小学生の時はBookoffにこもって立ち読みし続けるくらい好きでした。両親が企画した旅行に行きたくなくて、ずっとマンガを立ち読みして怒られていました。笑
そんな僕が、”超有名ではない”すごく面白いマンガだけを30冊集めてみました!読めば、暇な時間がわくわくする時間に変わること間違いなし!
1. 喰う寝るふたり住むふたり
同じ話を男女2人それぞれの視点から、2話で描くのが面白い!男ってこんな時こういう発想するよね〜、だったり。逆に女の子ってこういう時、こんなこと考えてるんだ〜と何となく想像して楽しめる作品です。

自分が長く付き合っている女の子がいると、より妄想が膨らんで楽しいです!結婚しようか悩んでる人ならぜひ見てください!家庭を持ちたくなる要素満載です♪
2. レイリ
舞台は、日本の戦国時代。戦乱の世の中で一家惨殺の悲劇に見舞われた主人公である少女が、名家である武田家の最後の当主、武田信勝の影武者として活躍する物語。

一家が殺されたことで、自分も後を追って死にたくて仕方がない主人公。けれども、持ち前の剣術と鉄砲玉のような若い行動力で、周囲の大人を驚かせるような武勇を立てて成長していきます。
若い信勝と、主人公がともに成長していく様子が実に楽しい。そして、歴史上負けることが確定している武田家を、岩明均はどう描くのか。続きが毎回楽しみな作品です。あと、信長悪役顔すぎw
3. トモダチゲーム
ただこのマンガが面白いのは、主人公が満面のダークスマイルの鬼畜野郎だってことです。笑

鬼畜主人公がゲームを次々と突破していく様は痛快です。(ゲームの内容も、かなり凝っているので見応えもあり!)
4. Rainbow 二舎六房の七人
時代は1955年。戦後直後の動乱の時代にて、理不尽な理由で少年院へ入れられた6人の少年たち。汚い監獄、腐った監視員、心が腐りそうになった少年たちだったが、そこに居た兄貴分の桜木の生き方に「強く生きる力」を貰った。
少年院から脱走した6人は自分らしく、強く、昭和を生きようとします。その姿に、しびれること間違い無し。
昭和の古き時代の理不尽と力強さが感じられる、熱い青春ドラマです。作者の安部さんは昭和の元ヤクザなので、”昭和の理不尽”の描き方がとてもリアルに感じさせられます。
5. アルスラーン戦記
ですがその温かな人望から、あちこちの周辺国で信頼できる仲間を集めて、祖国復興を目指すお話。

ただの王子vs敵国、という簡単な構図ではなく、不思議な魔術を使う輩が裏で動いていたり、周辺諸国とのいざこざがあったりの群衆劇となっています。
鋼の錬金術師の作者、荒川弘の作品なだけあって群集劇を描くのがうまいなぁと思ったら、ちゃんと原作があったんですね。
あちこちの場所、人物に焦点が当たるのに読みにくさが全く無いのは素晴らしいですね。
6. モンタージュ
20世紀最大の未解決事件、3億円事件をテーマにした作品。舞台は2010年の現代、父親の遺品から血だらけの旧五百円札を見つけてしまった主人公のヤマト。これを契機に3億円事件の闇の渦の中に巻き込まれてしまう。
そのときに思い出すのは、小学生時代の記憶。路地裏で死にかけていた刑事から伝えられる”父親が3億円事件の犯人”との言葉。

様々な登場人物が現れる中、一体誰が味方で誰が敵なのかわからない。3億円は一体誰が、何の目的で強奪したのか?昭和の大事件を、現代にて辿るドキドキのサスペンス。
7. マルドゥック・スクランブル
娼婦としていきてきた主人公は、少女連続殺人犯にノドをかき切られる事件に巻き込まれる。瀕死の状態だったが、最先端科学の力で周囲の物体の位置を把握、かつ電子機器を思うままに操る能力を手に入れて蘇る。
その能力で犯人逮捕に協力する主人公だが、現れるのは自分同様に能力をもった暗殺者たち。彼らと戦っているうちに、主人公は自分の強大な能力に飲みこまれ壊れていく。
主人公の感情描写から、バトルの心理戦まで上手い作品です。(実は聲の形の作者の、処女作!)
8. 不滅のあなたへ
球は、狼に出会い、孤独に生きる青年に出会い、生贄に捧げられた女の子に出会い、一人の親友に出会い、それぞれの姿・形を保存していきます。

球は不死身なので、全ての出逢いには別れがあり、その苦しみの中で自分を少しずつ成長していきます。一体何のために球は産まれて、何のために周囲のものを保存していくのか。その謎を頭に抱えつつ、球の成長したり挫折したりする過程が見ていて感動します。
人の優しさに心温まるなんだか不思議な雰囲気のマンガ。一人で孤高に強く生きようと頑張る人たちに是非読んでほしいです。こちらも”聲の形”の作者の作品です。
9. 僕たちがやりました

金持ちおっさんに300万を貰った3バカトリオは、この事件を機にそれぞれの思惑の元動き出す。彼女とのSEXに走るもの、好きな子との恋愛に逃げようとするもの、風俗にハマるもの。。。
この4人は本当に馬鹿&クズなので、見ていて不快な方もいるかもしれません。(女性は特に)
ただクスリと笑える小ネタが作品全体に散りばめてあり、こういうちょいエロバカっぽい作品が好きな人は絶対ハマると思います!
10. 僕だけがいない街
28歳のピザの配達バイト生活の冴えない暮らしの主人公だが、周りの人間に不幸/死が近づくと、急に過去に飛ばされるリバイバルという特殊能力を持っていた。
普通の暮らしの中、急に訪れるリバイバル。だが不幸の理由を見つけられず、タイムリミットで自分の母親が何者かに殺されてしまう。もう終わりだと思う中、なんとリバイバルによって小学生時代まで飛ばされてしまった!

母親を殺した犯人は、小学生時代に関わりのあった誰かだと確信した主人公は、小学生の姿で過去の事件一つ一つを真剣に解決していこうと奔走します。
11. 魔法少女サイト (連載中9巻)
虐められ続けたり、親が残酷に殺されたり、不幸な世界に生きる女子高生たちの前に突如現れる怪しい「魔法少女サイト」の管理人。彼らが差し出すのは、可愛らしい形をした人を殺せる魔法道具。

女子高生たちは、その不思議な力を使って自身の不幸を取り払おうと行動します。しかし、魔法道具を与えてくれる管理人たちはいったい何者なのか?何が目的なのか?
謎を解き明かすために女子高生たちが特殊能力でバトルする、ダークファンタジーです。
12. よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた話
作者の母親は、エホバの証人の熱狂的信者。そんな家に生まれた幼い頃の辛い記憶を漫画にした作品。可愛らしい服も、友達との遊びも、自由な恋愛も、自慰も、すべてが宗教によって禁じられて、やりたいことと禁じられていることの間で辛い日々を送ってきた作者。
普段の生活では覗けない、日本に巣食う宗教世界の闇の一部を垣間見れる作品ですね。
13. うそつきパラドクス
ヒロイン栖佑ちゃんが本当にかわいらしい!別に付き合ってないし、付き合っちゃいけないのに、お互いが好きが止められずモヤモヤ、ドキドキしてしまいます。

彼氏が名古屋にいて結婚しようと言われているにも関わらず、週末にもう最後だからと会社の先輩とHしまくって、最後の最後でこの表情ですよ。
女の子って強い!男って弱い!って感じさせられます。笑
14. R-中学生
青春まっさかり、性欲もまっさかりの中学生の性に”焦点”を当てた漫画。
ナプキンの臭いに興奮しちゃう男、Hなことに興味があるけど知識が全く無いウブな女の子、同級生と付き合う真面目な男の子、好きなのに嫌なことばかりしちゃう男などなど。
中学時代って、みんなこんなことで悩んでたんだろうなぁとノスタルジーな気持ちになれるマンガです。
15. 聲の形

周りもいじめにノッていたのに、ある日先生に悪事がバレてからは、周りから避けられ、逆にいじめられるようになってしまう。女の子は小学校を転校し、主人公は中学まで酷いいじめが続き、すっかりワンパクさは抜けて周りと孤立して生きるようになってしまう。
だが偶然にも高校時代に2人は出会ってしまう。小学校時代とは色々と変わってしまったややこしい人間関係が、再び交わり初めたときに恋物語が始まります。
過去のいじめを主人公がどう精算させて恋をしていくのか、周りの人と成長していく姿に心が打たれます。
16. 七夕の国

就活にも金儲けにも役に立たないと意気消沈していたが、ある時自分より遥かに大きい穴で、ぽっかり人の頭をくり抜いた猟奇殺人が起きてしまう。
まさに自分と似た能力を持つ人間が他にもいるのかもしれない・・・と気づき初めた頃、とある東北地方の民族を研究しているゼミから大学教授の失踪を手伝ってほしいと頼まれて、これをきっかけに主人公は自分の祖先のルーツ探しの旅に巻き込まれる。そこで起きる数々の奇妙な出来事。
いったい主人公の謎の能力の正体は何なのか? 寄生獣の作者が描く、本当に伏線がよくできているミステリー漫画です。
17. ゴールデンゴールド
過激な描写は全く無いので安心して読める、でも何か怖い!という不思議な感覚に陥ります。

謎のフクノカミが来てから徐々に壊れていく日常。フクノカミの目的はいったい何なのか?続きが非常に気になる作品です!
18. ヒストリエ
これも寄生獣の作者が現在進行系で描いている、とてもオススメの作品です。
19. アドルフに告ぐ
主人公はアドルフという名前の2人のユダヤ人とドイツ人。そして語り部役の日本人。
2人のアドルフは幼年時代は人種を超えてとても仲が良かったものの、青年時代には時代の煽りも受けて互いを憎み合う関係になってしまいます。
1人はドイツでナチスに忠誠を誓うドイツ人、1人は日本で慎ましやかに暮らすユダヤ人。
1-3巻まではよくある群集劇ですが、4巻からそれまでの多数の登場人物の関係がぐちゃぐちゃと絡み始めて、第二次世界大戦あたりから一気に面白い方向へ進んでいきます!手塚氏の傑作です。
ちなみに手塚氏の描くヒトラーは、直情的に指示を飛ばし、うまくいかないと激高、周りを一切信用せずすぐに不安に襲われるというさもありな姿として描かれています。
歴史の専門ではありませんが、確かにヒトラーはこんな姿だったかもしれないなと納得させられてしまいました。
20. 食糧人類
急に拉致された主人公がたどり着いた先は、養豚場ならぬ異星人のための”養人場”だった。人のみを好物として食す、異星人たちから逃げるために偶然その場で出会った変な2人と奔走する。人を太らせるための特殊なジュース、冷凍人間など、完全にそこでは人が食糧として扱われています。
異常なる状況下で、主人公は逃げられるのか?テンポが良くて、続きが気になってしょうがなくなる漫画です。
21. クピドの悪戯 -虹玉-
会社の事務の女の子と、幼馴染の女の子との間で揺れる主人公という内容はいたって普通のラブコメだが、作者の展開がうまいのか面白い。
あと妙に生々しいのもポイント。
22. 永沢君
作者のさくらももこは、ダークな笑いのセンスが素晴らしくアニメ版よりも、黒いネタが満載で面白いです。
中学生時代の永沢君は、まさに中二病。人を見下して、自己中心的、周りに暴言ばかり吐いてるくせに、自分はかなりのアホ。そんな永沢くんが笑えるブラックコメディです。

なんと城ヶ崎さんも登場してくれます。クラスでもイケメンにモテて、カーストの上のレベルにいる城ヶ崎さんですが、永沢に自分のことを汚してほしいという変態願望を持つキャラとして登場します。必見です笑
23. エンゼルバンク
社会人(特にサラリーマン)が生きる上で当たり前だと思っている常識を、ことごとく打ち破り、新しい考え方を教えてくれる漫画。

例えば上のコマは、自己啓発本を読んで「へえ」と思うか「そうそう」と読むかで、成功できるか大きく異なるということを説く場面。説得力あるなぁ、と感心させられた。
ホリエモンのおすすめということで読んでみたが、僕が社会人2年目で仕事のあり方に悩んでいた時期だったからか、スラスラと内容が頭に入ってきて一気読みしてしまった。特に転職を考えている人にオススメできる漫画。
24. Dr. STONE
そして数千年のときが経ち、地球の文明物のすべてが滅び、石器時代のジャングルの世界へと逆戻りしてしまう。そんな世界で、主人公は蘇る。
恐ろしいほど知識豊富で天才主人公は、科学の力を使って現代文明を1から作っていくことを決意する。

科学の世界の深さ、素晴らしさを楽しく理解できる最近のジャンプの中ではかなりの当たり作品です!
25. 悪の教典

殺人サイコパス教師が、仮面をかぶって優秀な教師として振る舞いながら学園生活を自分が過ごしやすい王国にしようと画策します。いじめも、カンニングも、モンスターペアレンツも、時には違法に、時には殺人で事を治めます。しかし、その化けの皮が徐々に剥がれていくと、最終的にリセットをかけようとクラス全員殺すことにします。
個性たっぷりのクラスメイトたちが、最終的にはサイコパス教師とバトルロイヤルを行うという王道展開ですが、果たして生徒たちは逃げられるのか・・・。
26. 中国嫁日記
40歳の結婚を諦めていたオタクおじさんが、お見合いで会った20代前半の中国人の美人と出会って結婚までしてしまい、嫁やその家族との価値観・文化の違いを面白くマンガにした作品。
お嫁さんである月さんが一々可愛らしくてほっこりするマンガです。
中国人嫁との出会いや、2人の間に子どもがなかなかできず悩んだり、友人からお金を騙し取られたり、と作者の人生の節目で起きた大事件が長編で描かれているのも面白いです。
27. 銀河英雄伝説
つつましくも幸せな暮らしをしていた中、突然愛する姉がなんと皇帝陛下の后として連れ去られてしまう。
主人公は姉を奪われたことに怒り、戦争で名を上げて帝国政治まで権力を伸ばし、姉との幸せな世界を取り戻すことに執念を燃やす。

僕は知らなかったのですが、”銀河英雄伝説”の歴史は1982年の小説が原作みたいですね。昔から愛されたSF名作の漫画リメイク版なんて面白くないわけがない!
ただ力まかせに戦艦でドッカンバッカンやる作品ではなく、-頭脳戦- 知略をめぐらして激しいバトルをする様が、見ていて爽快です!コードギアスのような雰囲気がある作品で、僕はとっても気に入ってます。
28. Black Lagoon(ブラックラグーン)
様々な依頼や事件に対応していくうちに、”普通”だったはずの主人公もまた、悪の顔へと染まっていく様は見ごたえがあります。
セリフ回しが、洋画のようにウィットに富んでいて長文コマも読んでいて飽きさせないです。
銃の説明を長々としたり、CIAなど各国の軍や政府機関が頻繁に登場します。この中二臭い雰囲気、嫌いじゃない。

ロシアの元軍曹の女マフィアが、キャラとしては一番好きです!
29. うさぎドロップ
主人公の祖父の葬式。そこにまさかの、祖父の隠し子だという6歳の女の子が。自分から見れば、叔母であるその子のことをなぜか育てることになった主人公。独身貴族の30代だったが、急に女の子の親代わりになって生活は急変。保育園選びのために仕事を変えたり、女の子特有のプライドに振り回されたり、”親”になる過酷さを実感しつつも、子どもと共に暮すことに喜びを感じていく。
設定はめちゃくちゃですが、変わった親子の絆をまともに真面目描いてる作品でほっこりします!(まぁホントは作中色々あるんだけど)
30. ブラックジャックによろしく
深夜の救急病棟に執刀したこともない研修医が立ってたり。ダウン症の子どもが生まれて悩む夫婦がいたり。超人手不足で回らずモンペのクレームに悩まされる小児科だったり。

自分の知らない医療の世界の現実を味あわせてくれる、素晴らしい漫画だと思います。
ちなみにブラックジャックとは結構無縁。笑
31. イキガミ
長きにわたるこの法律のせいで、国民はこの法律の素晴らしさを信じ切ってしまっており、この法律を悪く言ったら「告げ口」により警察に捕まるということすら起きてしまっている恐ろしい世界。
そんな世界で主人公は、1000人に1人の確率に当たってしまった人に直接死を宣告しなければならない仕事に就く。

行く先々で人に死を告げていき、死を告げられた若者が最後の24時間で何をするのか?ということを中心に物語が進んでいく。
その中には復讐に走る人間もいれば、最後の瞬間を大切な人のために懸命に生きようとする人も、国家体制に反逆しようとする人もいる。
そんな人々に当てられた主人公はこの法律をどう考え、どう行動するのか? ユートピア化された世界に疑問符を持った主人公の行動にドキドキさせられる作品です。
32. クリムゾンの迷宮
大人同士が、サバイバル環境下で頭をひねって戦い合う様は、見ていて痛快! 展開は結構ありきたりな面はあるけれど、一気に読み勧めてしまえる漫画です。